いつもご訪問ありがとうございます。

Professional Support 代表の古川真行でございます。


私は去年から、弾き語りを習い始めました。

ご指導いただいている先生の教室には、子供の生徒が多く、演奏のみを習いに来られます。

私のような大人が、真剣に歌の為の弾き語りを学びにくることは、初めてのようです。

先生も初めて尽くしの指導内容で、共に試行錯誤を重ねながら、一歩ずつ成長を重ねております。


弾き語り、始めて初めて分かることばかりです。

一番の驚きは、あまり歌に感情を乗せ過ぎないこと。

なぜならば、歌に全ての気持ちが入ると、演奏が飛んでしまうからです(笑)

逆に、演奏に集中してしまうと、歌がおざなりになる。

心の重きをどちらにも置かないという、私としては特殊な精神状態です。


最初は戸惑いました。

歌で心を伝えたいがゆえに始めた弾き語り。

心が乗せきれないのですから。

では、人様の心に何も届けることが出来ないのか。

やりがいを感じないのか。


去年は教室の発表会に出演し、人様の前で演奏させていただきました。

指先から電撃が走るほど心の躍動を感じながら、弾き語りを終えることが出来ました。

何も伝えれていないわけではございません。

 

私にとって歌うということは、どういうことなのか。

小説月下上海で、第20回松本清張賞を受賞された、山口恵以子さんの広めたことわざがあります。

「恒産なきものに恒心なし」

中国からのことわざですが、安定した財産・仕事のない者に、正しい心を持って物事に挑むことは出来ないという意味です。

明日の食事もままならない生活の状態で、良い仕事は出来ませんよね。

不安で寝れない、体調不良も重なり、良い仕事は出来ませんよね。


山口さんは、食堂のおばちゃんとして安定した仕事を続け、安定した収入を得ます。

収入が安定していますから、生活の不安を考えることはありません。

不安のない安定した心で、小説書きに没頭出来たのです。

山口さん曰く、それが松本清張賞を受賞できるほどの大作を生んだようです。


更にもう一言、山口さんは天職と生き甲斐は別であると考えています。

天職とは。

自分がしたい仕事は何か?

この探し方では、なかなか見つからないのかも知れません。

私も6年迷走しました(笑)

自分に向いている仕事は何か?

これは天職に出会える可能性があるかも知れません。

したいではなく、向いている。

自身の生育環境が影響し、先天的に得意なものが、人には備わっています。

その向いている強みを活かして、その強みを伸ばすことに注力する。

それが天職に繋がるのではと考えています。


私は今の仕事が天職であると感じています。

一人っ子で甘やかされて育ちましたから、今でも協調性に欠けています(笑)

それゆえに、人並みに歩調を合わすということをしません。

そもそも指導者として一番の応援をする立場ですから、不安で足踏みされているクライアントを、

強烈な意思で引っ張っていくことも必要です。

人並みの歩調などを考えていましたら、二人して足が止まるだけです。


私のクライアントは独創性を求められる方が多いので、いわゆる普通を好みません。

普通とは、多数決で出た結果の、多い方の意見です。

そのような意見、知ったこっちゃありません(笑)


私は自身のぶれない軸で物事を考え、発言します。

協調性のなさゆえに(笑)

その分どうなんだろうかと徹底的に考え、試行錯誤を繰り返し、できるまで考え続けます。

発言した言葉に責任を持ちます。

誰のせいでもありません。

その姿勢が、今のクライアントに共感を呼び、お付き合いが継続しているのかも知れません。


私が普通を知らず、独創性を備えた人間であることは、私の努力ではなく、私の成育環境が大きく影響しております。

なので、それが活きる今の仕事は、私に向いていると考えます。


自分のやりたい事を仕事にし、その仕事で安定した生活を送る。

むしろ裕福に生きる。

そのような方のことを、スーパースターと呼ぶのでしょう。

私は超凡人なので、やりたい事を仕事になど出来ません。


ではやりたい事、生き甲斐は何なのか?

ここで冒頭の弾き語りの件が出てきます。

凄まじく長い前フリで申し訳ありません(笑)


弾き語りは私にとっての生き甲斐です。

没頭でき、夢中になります。

仕事ではありませんから、好きな時に練習し、嫌な時は練習しません。

生き甲斐って本来そういうものです。

ストレスは皆無です。

求める完成度は一流(周囲が聴いた結果は気にしません笑)ですから、試行錯誤を重ね、現段階で出来ない練習をし、その時は苦しみも伴います。

しかし、ノーストレス。

大枠でみると、楽しみしかありません。

出来なかったことが出来た時の、喜びしかありません。

嫌な感情が出てきた時には、練習しなければ良いだけなのです。


そして、本番を作る。

本番ありきでの練習ですから。

人様の前で演奏できる圧倒的な緊張感と喜び、何物にも代えがたい感動がそこにはあります。


その生き甲斐を一心に取り組む為に、天職の仕事で、絶対的に安定した収入が必要なのです。

ですから、私は粉骨砕身しようが何だろうが、運動指導に力の全てを捧げ、顧客の幸せを誰よりも深く考える。

それが自身の幸せとなるのです。


それなりの仕事ではございません。

ぶっちぎるのです。

その先に、圧倒的な幸せの形があるのだと、私は信じています。

 

最後までお付き合いありがとうございました。